ウルトラマンの凄さ
ウルトラマンは円谷プロダクションが制作し、巨大変身ヒーローをウルトラマンと呼びます。テレビで放送され人気が出ました。
?全損害を算足しへその上で全損害につき過失相殺をするもの以上のうち、?〜?は多数の判例がありますが、保険の実務上の処理、和解や示談などでは、?が圧倒的に多いようです。
車の事故での修正要素の使い方は信号機のある交差点で、直進車A(早車)と右折車B(四輪車)が共に黄色で進入し衝突した場合、その過失の基本割合は、A車三〇パーセントB車七〇パーセント(過失割合認定基準表一六七頁の「単車と四輪車」の「右折車と直進車」欄を参照)となっています。
また、加算要素として、車には速度違反、既右折車、道路交通法五〇条違反が、同様にB車には、徐行せず、直近右折、早回り右折、大回り右折、合図せず、が考えられ欄外に記載されています。
この修正要素の使い方について、前に説明されている歩行者の横断歩道の事故と同じように、わかりやすく教えていただきたいと思います。
・直進車と右折車の修正要素自動車が交差点で右折をする場合に、道路交通法三七条によると「右折車は交差点を直進する車がある場合には、その車の進行を妨害してはならない」と規定されています。
直進車Aが前方をよくみないで衝突した場合、この規定があるので、過失割合の基本要素を直進車三〇パーセント、右折車七〇パーセントというようにしているのです。
ところで、修正要素をどのように用いたらよいのか、直進車、右折車の加算要素を加味しながら、つぎに考えてみましょう。
直進車Aの加算要素として、まず上げているのには、速度違反というものがあります。
A車に制限速度を時速一〇キロメートル以上オーバーする速度制限があれば一〇パーセント、二五キロメートル以上の速度違反があれば二〇パーセントそれぞれ相殺率を加算するというようにとらえています。
つぎに、既右折車という修正要素は、直進車が交差点に進入する時点でB車がすでに右折を完了している状態にある場合には、直進車は右折車をあらかじめ見つけられ、少し注意すれば衝突を避けることができるのに、それをしなかったということで、直進車に一〇パーセント相殺率を加算する扱いにしています。
また、道路交通法五〇条違反という修正要素は、同条一項によると、「直進車は信号機のある交差点に進入しようとする場合は、進路前方の車が数珠繋ぎとなっていて、交差点に進入して待っている間に対面の信号が赤となり、交差道路の信号が青になっても交差道路の車が交差点を通過することができずに渋滞してしまう、その渋滞を避ける為に交差道路を通過する車輪を邪魔するような車の列がある状態の場合は、交差点に入ってはならない」と規定されています。
この状況に違反して直進車が交差点に進入し、右折車と衝突した場合に、法規違反があるので一〇パーセント相殺率を加算するという責を負わせています。
今度は、右折車Bの加算要素の用い方を説明しますと、道路交通法三四条二項によりますと、「車が右折する場合には、徐行しなければならない」ということになっています。
これに違反して徐行しないで右折した場合に、右折車に法規違反があるので、一〇パーセント相殺率を加算する取扱いにします。
直近右折というのは、直進車が通常の速度で停止線を越えて交差点に入ってきているときに、その直前を右折する場合がこれに当たりますが、大変危険な行動ですので一〇パーセント加算するというのは当然です。
「早回り右折」というのは、交差点の中心直近まで寄らない右折を、また「大回り右折」とは、あらかじめ中心に寄らないでする大きな右折をいいます。
このような右折は道路交通法に決められた適切な右折といえませんので、それぞれ五パーセントの相殺率が加算されます。
「合図なし」とは、右折の合図が著しく遅れ、直進車から見て右折車であるかどうかわからない状況がこれに当たります。
直進車から見ると、右折するかどうか不明ですので、大変危険な運転で、事故が起きた場合、直進車の過失を軽減し、その代わり右折車に一〇パーセントの相殺率を加算することにしています。
・具体的な修正要素の利用の仕方では、ここで、「直進車が制限速度を二五キロメートルもオーバーする超スピードで交差点に進入し、すでに右折車が右折をしている所に衝突した事故において、右折車の方でも徐行せず、大回り右折をして、右折の合図が遅れた状態にあった」という事例を取り上げ、修正要素の利用の仕方を示しますと、つぎの通りです。
直進車と右折車の基本割合は、直進車三〇パーセント、右折車七〇パーセントです。
直進車には二五キロメートルの速度違反二〇パーセント、右折車の既右折の過失一〇パーセント、合計三〇パーセントの加算要素があります。
一方、右折車の方にも徐行義務違反一〇パーセント、大回り右折五パーセント、さらに右折の合図遅れ一〇パーセント、の過失があるので加算要素二五パーセン-が考えられます。
直進車の加算要素の相殺率と右折車のそれを差し引-と、五パーセント直進車に加算されます。
したがって、この事例の過失割合には、直進車三五パーセント(基本の過失割合三〇+五パーセント)、右折車六五パーセン-(基本の過失割合七〇-五パーセン-)が適用されることになります。
1部請求と過失相殺裁判では、損害賠償の場合へ請求部分の特定および金額が確定していれば、一部請求を認めへ残額についての再度の請求を認めています(民事訴訟法二四三条二項)。
たとえば、慰謝料一〇〇〇万円を請求1へ後で逸失利益一五〇〇万円を請求することはできますが、二五〇〇万円のうち一二〇〇万円を払えという請求は、請求部分の特定がないので認められません。
問題は、被害者側にも過失があり、過失相殺がなされる場合の一部請求です。
全損害が二五〇〇万円ありへ被害者側に四割の過失があったとすると、一〇〇〇万円が減額されます。
一部請求として慰謝料の1〇〇〇万円を請求した場合、この四割の過失相殺が一部請求分にされるのか、全損害についてされるのかで結論は変わります。
?按分説これは1部請求分からも四割の過失相殺を1へ後の請求分からも四割の過失相殺をするものです。
?内側説全体の損害額の過失相殺を、減額分を一部請求から控除するもの。
このケースは裁判ではありません。
?外側説接害の全額から過失割合による減額をし、その残額が一部請求の額をこえなければ残額を、こえるときは請求額を認めるものです。
これは被害者保護に厚い考え方といえます。
次項以下の基準表は、?日弁連交通事故相談センターから発行されている「交通事故損害額算定基準」(一七訂版)に発表されたもので、同センターのご好意により転載したものです。
この基準表は、昭和四六年の民事交通訴訟における過失相殺等の認定基準表以後の研究業績や判例を検討したうえで若干の修正を加え、過失割合を図示して利用の便宜を図るように作成されています。
本基準の事故態様ごとの分類方法へ過失の基本的割合の数値、修正要素の表現方法などは、「別冊判例タイムズ」一九七五年四月号で発表されたものに倣っていますが、これまでに公表された研究業績や判例も検討した上で当専門委日月会が若干の修正を加えています。
なお、この表では修正(加算・減算)要素については欄外に一括して記載され、具体的事例によりそれぞれの修正要素ごとに、五パーセントから二〇パーセン-の間で、加算または減算をすることになります。
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